今日はオーナーとの打ち合わせで、

八千代市のお寿司屋さんに寄らせて頂きました。

初めてお伺いさせて頂き、

オーナーは噂では聞いていたものの、

ランチ一人前で握りと丼ものとお味噌、

なかなかびっくりなボリュームで絶対採算取れてないだろうな〜と思ってしまうほどでした。笑

お店はそんなに広い訳ではないですが、

店内は常連さんが入れ替わり来店される中、

大将はお客様の名前をしっかり把握されていて。

お客さんとやり取りの会話で、

周りにいるお客さんも思わず笑えたり

場を和ませるのが上手だなぁ〜なんて思って聞いていました。

年を召したおばあちゃんが、旦那さんが亡くなられてもう17年、

ちょうどこのお店が開店したのも17年前だったようで。

大将はその旦那さんが亡くなられた当時の17年前の事までしっかり覚えていて、

『あの時ちょうど雪が降ってたね〜あれからもう17年か』なんて笑いも交えながらお話しをされているのを横で聞きながら、

何でもない日常も、誰かにとっては

とても特別な日で、嬉しい事の記念日だったり、

悲しかった日や命日だったり。

この大将は17年前のお客様の事を今でもしっかり覚えていたことに心動かされました。

日常の中にある誰かにとっての特別な日を

キレイごと抜きにしっかり寄り添ってあげられる店、

それを無条件に来店すると汲み取れてしまうお店、

まさにそれはmarichiの軸でもあり、

改めて大切な事を学び良い時間を頂きました。

またぜひ食べに行きたいお店ですっ！！

marichi press